教材選びは出版社選びから ~ 日本の出版社3選

頻繁に受けるご相談のなかに「日本語で書かれたドイツ語解説本は、現地に出発する前に準備したほうがいいでしょうか?」「文法の解説本はどれを選んだらいいのかわかりません」など、日本語で書かれたドイツ語関連の書籍に関するものがあります。
たしかに現地でのドイツ語の勉強を考えると、日本語で書かれた解説を確認しながら学習できた方が効率的です。語学学校でのドイツ語の授業は最初からドイツ語でおこなわれるのが通例ですので。

今回の記事ではドイツ語解説で定評のある日本の出版社を3社紹介します。

三修社

「ドイツ語学習といえば三修社、三修社といえばドイツ語学習」という感じで、ドイツ語学習の書籍に定評のあるのが「三修社」ですね。創業は戦前、現在はドイツ語だけでなく英語・フランス語・中国語などドイツ語以外の言語に関する学習用書籍を多数出版しています。ドイツ語技能検定試験を勉強した経験のある方は、試験対策本でお世話になったことがあるかもしれません。
三修社(公式ホームページ)

筆者の本棚にも三修社の書籍が何冊かあります。

2016年には東京・青山に多言語・多文化理解のためのイベントスペース「 GLOCAL POINT 」をオープンさせ、従来の出版社の枠を超えた活動も注目されている出版社です。
ドイツ語学習者向け書籍の出版物は他出版社と比較して群を抜く、圧巻の102冊にのぼります。これだけの本があればあなたの勉強にぴったりの書籍が見つかるはず!?

白水社

三修社と同様、戦前に創業した「白水社」もドイツ語学習者にとっては有名な出版社の1つ。三修社とは少し異なり、もともとフランス語に強い出版社です。語学学習用書籍だけでなく世界中の文学作品の日本語翻訳物を扱ったりと、一般書籍にも定評のある出版社でもあります。
白水社(公式ホームページ)

改めて本棚を見てみたら、日本語の本は白水社の本が一番多かった!

近年出版されるドイツ語学習者向け書籍ですと、なんとなくですが白水社のものはクオリティーが高いような・・・現地できちんとドイツ語を勉強した日本人やドイツ語圏の人々が編集に加わっているのが非常に好印象です。ドイツ語学習者向け書籍は約60冊刊行されています。

NHK出版

やっぱりNHKは外せません!! 昔からラジオ語学講座などを放送していますので、音声コンテンツや映像コンテンツには本当に充実しています。膨大な蓄積されたコンテンツを出版物という形で昇華させた書籍が上質でないわけがありません、使い倒しましょう!
NHK出版(公式ホームページ)

だまされたと思って一度は視聴してみていただきたいです。
(ちょっと古めのテレビ講座・ラジオ講座用のテキスト)

この2冊は購入しておいて本当によかったと思う。

日本語で出版されているドイツ語学習用書籍は思っているよりもたくさんあり、内容も多岐にわたります。まずは出版社で目星をつけていただき、ご自身の学習レベルや勉強の内容に合う1冊を見つけることができると理想的ですね。

トランクのスペースや重量の関係で紙の書籍はたくさんは持ち運べません。国際郵便で現地に送るにしても、想像以上に時間がかかったり費用がかさんだり・・・。電子書籍やタブレット端末なども上手に利用して、本当に役に立つ厳選された教材・書籍を現地に持参していただきたいと思います。

書籍選びで迷っていらっしゃる方、お気軽にご相談くださいませ。