ラヂヲハオスキデスカ? ~ ラジオを視聴してみよう
日本の関東地方以南では桜もすっかり終わって、初夏のような日が散見されます。一年で最も過ごしやすい気候の中、先月 telc B1 を受けた生徒さんが無事合格を果たされ胸をなでおろしている筆者です。
いわゆるヒヤリング・リスニングで悩んでいらっしゃる方がこのブログの読者の中にもいらっしゃると思います。もし「ラジオはまだ視聴したことがない」ということでしたら、この機会にドイツ語の学習に取り入れてみてはいかがでしょうか、というご提案です。
いまさらラジオ?
ラジオをいうとなんだか古臭くて、世代によっては「現代人がこんなものっっ!」と一蹴されてしまいそうですが・・・40歳以上の方ですと「学生時代に試験勉強しながら聞いていた」とか、いい感じのリアクションが返ってきそうですね。通勤などで車に乗る時間の長い人ですと「運転するときには必ず聴いている」とか。今回はインターネットストリーミング放送もしくはスマホアプリという形で生き残っているものをご紹介します。
「ラジオ」という語感は、なんとなくノスタルジック

なお、以下でご紹介する視聴方法は日本からも視聴可能です。
どのように番組を選ぶの?
これに関しては筆者の個人的な見解になりますが、まずは公共放送のラジオ番組を選ぶのが最もよろしいのではないでしょうか。
ドイツ語圏の公共放送は非常に番組のクオリティが高いと感じることが多いです。公共放送であっても、ポップミュージックをジャンジャン流すチャンネルから子供向けの番組まで幅広く網羅されています。内容の信憑性・レベルとクオリティ、視聴のしやすさを考慮すると、おそらく一択になってくるのではないでしょうか。
例えば WDR はインターネットブラウザからも視聴可

聴きたいチャンネルが明確な方や住んでいらっしゃるエリアの情報を積極的に集めたい方は、放送局から選ぶのもありでしょう。
何を選んだらいいのかわからない、という方は公共放送 ARD が運営する『 ARD Audiothek 』というラジオ専用アプリもあります。
このアプリがあれば、各地方放送局(公共放送系)の番組すべてにアクセスできますよ!

パソコン・スマートフォンで気軽に視聴できるのは本当に便利です!さらにスピーカーに接続すれば自宅でラジオ番組をBGMのように視聴できます。興味のある方は、ぜひここまでやってみてください。
ヒヤリング・リスニングの瞬発力を上げるために
人間というのは常に集中力をキープしているわけではありません。例えば仕事など何かに集中しているときには、周囲の雑音が全く聞こえないように感じることは日常生活の中で頻繁に起こる現象なのではないでしょうか。もし環境が許すのであれば、ご自宅や仕事中にラジオを流しっぱなしにしておかれることをおすすめします。
ラジオ放送は基本的には同じ番組が繰り返し流れることは少ないです。ご自身の興味のあるテーマの番組が流れてきた時だけ集中力をトップギアを上げる感じで瞬時に頭を切り替えて番組を楽しみながら集中的に視聴するなど、様々な使い方ができると考えています。映像がないからこそできるトレーニングであり、娯楽もかねているので一石二鳥ですね。日常生活に自然に取り入れやすいのも〇。
意外と思われるかもしれませんが、ストライキなどの予告があった際には刻一刻と変化する労使の協議状況やストライキ実施の有無などを速やかかつ詳細に放送してくれています。渋滞状況・天気予報も地方放送局の特色を存分に生かしてタイムリーで正確です。とても実用的なメディアだと個人的に非常に評価しています。
ちなみに筆者のお気に入りは『 WDR 5 ( Westdeutscher Rundfunk ・第5チャンネル) 』です。1時間に1回ニュースが入り、番組は季節や宗教イベントに合わせたテーマ・ホットな社会問題についての有識者を招いての対談などの録音で構成されていることが多いです。視聴者が電話で参加する番組もあります。
また、ドイツの放送局は交響楽団を抱えていることがほとんどですので、そのようなチャンネルを選ぶとクラシック音楽を聴きながら仕事や作業もできます。終日ポップミュージックが流れているようなチャンネルもあります。
まずはお気に入りのチャンネルを選んで、語学学習ルーティーンに組み込んでみましょう!
