『 スタート!ドイツ語 A1 』の素晴らしさについて、もっと語りつくしたい

記念すべき第1冊目となるドイツ語の勉強のための良書の紹介に選んだのは、外国語学習の出版物に定評のある白水社の『スタート!ドイツ語 A1』です。

鮮やかな水色の表紙!

この本が個人的に素晴らしいと思うポイントは、ありすぎて1回では紹介しきれないのですが、一つに絞れと言われれば「ヨーロッパ言語共通参照枠(Gemeinsamer Europäischer Referenzrahmen für Sprachen)」に基づいて作られている点です。

ドイツ語の勉強を始めたばかりの方には馴染みのない単語かもしれませんが、ドイツ語検定やフランス語検定など日本の語学検定とは少し異なる基準でレベル設定やレベル分けがされています。ヨーロッパで話されている言語は『ヨーロッパ言語共通参照枠』に基づいて、A1~C2まで学校の授業や認定試験が実施されています。

この本は『ヨーロッパ言語共通参照枠』に基づいて、非常に実践的なドイツ語での会話に加えて日本語での文法や基本事項の解説がなされている画期的なものになります。

とても重要な発音の基本も丁寧に解説

日本のドイツ語学習者のための本は、どちらかというと文法解説が中心だったり旅行やホームステイなど特定のシチュエーションを想定したものが多かったのではないかと思います。現地の語学学校の教科書の内容と乖離しているように感じることが多かったのですが、2018年、満を持してこのような良書が出版される日が来るとは!!

こんなにいい本が自分がドイツで暮らしている間に出版されていたら、現地での勉強ももう少しうまくいったのかな、と思います。

現地で生活するのであればドイツ語で授業を受けるのは当たり前じゃないか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし先生の解説なども初級から問答無用でドイツ語ですからね。いったい初学者のどれだけの人が授業の内容を完全に理解できるのか。。。簡単でないことは容易に想像できるのではないでしょうか。ドイツ語でおこなわれる授業について行けず、勉強を諦めてしまう人も少なからずいらっしゃるのが現実です。

ドイツ語圏への移住を検討されている方・ドイツ語圏にお住いの方で初級の勉強に行き詰っている方・現地の学校に通っているけど先生の説明がよくわからない方など、ドイツ語初学者を救う救世の一冊です。

スタート!ドイツ語 A1