辞書マニア (5)『デイリーコンサイス 独和・和独辞典』(三省堂)

辞書の使い勝手を筆者が勝手に評価するシリーズ、今回は『デイリーコンサイス 独和・和独辞典』をご紹介します。

コンパクトタイプの辞書の中では、おそらく収録語数・収録内容の両方を兼ね備えた、最も本格的な辞書になります。

クラシックで格調高く、とても触り心地の良い表紙です。形から入りたい人にもおすすめです!

表面はザラザラしていて、滑りにくくなっています。

大きさは・・・普通にコンパクトです。(日本の文庫本との比較)

無駄な付録は一切なし! ドイツ語を頭に叩き込んでいる方向けです。

日本で出版された辞書や文法解説本にありがちな、何に使ったらいいのか・いつ使ったらいいのかよくわからない付録は一切ありません。写真の動詞の活用表も、すでに勉強が中級以上に進んだ人向けの仕様になっています。
必要最小限の冠詞の活用表や動詞の活用表の掲載は10ページ強。使いこなせるかどうかは、あなたの実力次第!
「役に立つ表現集」に至っては、3ページしか割かれていません・・・「この辞書を使う人はドイツ語できるでしょ」ということなのかもしれませんね。

和独が充実・なんと6万5千語収録!

ドイツ語の辞書についてしか語れませんが、特にコンパクト辞典に関しては和独の収録語数が少ないという印象を持っていました。しかしながらこの辞書はコンパクトながら和独辞典にも力を入れているな、と感じます。収録単語のセレクトも〇。

機会があると自宅に置いてあるコンパクト辞書を持って出掛けて、実際の使い心地などを確認しています。先日、この辞書を片手に外出先で雑誌を読んでみましたが、かなり難しい単語も問題なく引くことができました。大きめのスマホくらいの大きさなので、カバンに入れても邪魔になりません。ニュース・新聞・雑誌をチェックする際のお供としてもきっと活躍してくれるはず。

さすが三省堂が作った辞書。。。実力が遺憾なく発揮されています。勉強が進んで収録語数が少ない辞書だと物足りなくなった方・常に辞書を持ち歩きたい方・電子辞書やスマホにDLできる辞書のスペアとして、手放せない一冊になるかもしれません。

『デイリーコンサイス 独和・和独辞典』(三省堂)