『 Grammatik Aktiv A1-B1 』( Cornelsen )

「ドイツ語圏のドイツ語の教科書を集めるのが趣味です」と言い切ることができるくらい、教科書のコレクションには日々力を入れている筆者です。自分が現地でドイツ語を勉強しているときには、正直なところ勉強で使う教科書には興味がなかったです。が、他の方に勉強を指南する立場になると考え方が変わるものですね。できるだけ良い本で勉強してもらいたいと考えるようになりました。辞書選びと教科書選びは本当に大事です!

今回ご紹介するのは、いわゆる「外国人のためのドイツ語・DaF」の教科書を大量に出版している Hueber と Klett の2大出版社の陰に隠れて目立たない出版社、Cornelsen の書籍です。

ポップな雰囲気の表紙でやる気を出しましょう!

ちょうどこれから生徒さんと使うかもしれない、ということで付箋付きです。ご容赦ください。
Cornelsen は学校用教科書などのジャンルではメジャーな出版社の一つです。

目次から文法の学習内容と学習レベルを確認できるのは、とても便利

ある出版社の文法問題集はテーマを掘り下げ過ぎていて、何をやらせたいのかさっぱりわからなかった。。。ていうか「動詞」「名詞」など、文法のテーマごとに本が作られていたりします。
今回ご紹介した本は広く浅く必要な内容を網羅しているので、B1までの学習内容を辞書のように使って調べたい情報にアクセスできます。特に短い時間で文法を確認したい場合や試験前の総復習をしたい場合に使うのが効果的かも。各単元がレベル別で分類してあるので、自分が理解できていない箇所をチェックしたいときにも使えます。

文章で書かれた解説が省いてあって直感的に使えるのは、好感が持てます。

文法専用の問題集はしっかりした解説を付けてくれていることが多いです。でも短い時間でサクッと調べたい時には重すぎる・・・。こちらの本でしたら解説もイラスト付きで直感的に理解できそう。長い文章の解説なしで例文を中心に進むスタイルは、調べものをしたいときにも時間がかからず(練習問題を解く必要はありますが)タイパ重視の方にはおススメです。カラー印刷で読みやすいのも〇。

文法の問題集は数多く出版されていますが、A1~B1までの学習内容をバランスよく収録している本はあまり多くありません。ドイツ語文法の特に重要なポイントはB1までにほぼ出揃うと筆者は考えています。こういう本は本当に貴重です!!
続編『 Grammatik Aktiv B2/C1 』にも期待しましょう!

『 Grammatik Aktiv A1-B1 』( Cornelsen )