A2って、けっこう高い障壁だと思う
2015年 からドイツ語を指導していますが、ドイツ語の A2 は案外高い障壁になっているように感じます。
このレベルをクリアしたい方、ぜひ以下の5つのポイントを改善してみてください。
1. 辞書をお金を出して購入していない・辞書の引き方が正しくない
調べものをしたいとき、辞書は学習者の一番の味方になってくれる存在です。しかしながら、勉強でつまづく方はインターネット上で無料で使える辞書を引いていたり、辞書を購入されていても正しく引けない方が多いと感じます。
ドイツ語は辞書を引くときに確認しなければならない情報がいちいち多い言語です。例えば「Hund」という名詞を引くと、まず男性名詞なのか女性名詞なのか中性名詞なのか、確認する必要があるでしょう。ドイツ語は複数形の語尾変化のパターンも多いですし、2格(Genitiv)を使いたければおそらく辞書を引かなければなりません。動詞についていえば、辞書は文章を作る際の設計図の役割も果たします。
辞書を正しく使いこなせるようになると、驚くほど世界が広がるはず。
勉強のときに辞書を使ったことがない方は、辞書をご自身の近くに置くことから始めてみましょう。
2. 正しい発音でテキストを音読できない・発音のルールを理解していない
ドイツ語の発音のルールは英語やフランス語などと比較すると、全く複雑ではありません。A1 の教科書を取り組んでいる間にマスターしてしまいましょう。
早い段階で発音のルールを習得すれば、会話の中で登場した「Leute」という単語の意味がわからなかったときも、音からスペルを推測できるようになって、自分の辞書で意味を確認できるようになります。
ドイツ語を勉強するときに音読をする習慣がないということでしたら、黙読(声を出さずにテキストを読むこと)するときも、頭の中では音読するようにしてみましょう。音読をチェックして修正してくれる人が傍にいれば、さらに理想的です!
3. 最初に受ける試験は もちろん B1 !
これは・・・非常に危ない考え方です。勉強のゴールの設定にもよりますが、特にB1合格が最終ゴールだという方に関しては早めに捨てることをおすすめするマインドセットです。
その理由は過去記事『どのレベルの試験を最初に受けましょうか? ~ 早めにテストに慣れておこうね・後まわしにすると本当に動けなくなっちゃうから』をご参照ください。
4. ひとりでは勉強できない・ひとりで勉強する時間を確保できない
うーん、これも難しい人がいるのは重々承知しているのですが。。。語学学校で仲間と楽しく勉強していても、結局は自分で勉強をする時間をどれくらい確保できるのかが勉強の成否を左右します。授業の予習や授業中に疑問に感じたことをまとめたり、授業のあとの復習などなど、自分にフィットする一人時間を使った勉強を模索してみましょう。最初はなかなか思うように時間を取れないかもしれません。でも一日5分でいいので、とりあえず始めてみることをおすすめします。
あなたと仲の良い日本人のご友人、いつも「勉強してないんだよね~」と話しているので安心していませんか? 本当に勉強している人は「めっちゃ勉強がんばってるんだよね!」と言ってくれません。本当に努力をしている人は、決してその姿を見せてくれません。あなたが大人の日本人でしたら、この意味わかりますよね!?
5. 日常生活・仕事の場面でドイツ語を書いたり話したりする機会がない
日常生活やお仕事でドイツ語を使う場面が少ないと感じたら、やはり使う機会を作り出す必要があります。無理やりドイツ語を話す恋人を探したりしてもいいのですが、既婚者の方ですとハードルが高い方法になりますね (笑) 。まずはタンデムパートナーを見つけたり、ドイツ語を話せる語学学校の仲間と積極的におしゃべりする機会を模索してみましょう。もちろんお友人とメールやSNSでメッセージのやりとりをする機会も大事にしましょう。
こちらの過去記事『タンデムパートナー考(1) ~ タンデムパートナーを探す、その前に』もご参照ください。
現在 A2 を勉強中の方は、できるだけ早い段階で今回ご紹介したポイントをチェックしてみましょう。改善すべきところが明確になれば A2 合格の日も近いはずです。まずは正しい勉強のやり方とマインドセットで目標に近づきましょう!!
