ドラマでも観よっか
8月も終わりに近づきましたが、秋の気配があまりしない今年の日本です。ヨーロッパではすでに新学期が始まっていますが、空き時間にはドラマを視聴してリフレッシュするのはいかがでしょうか。
ドイツ語の会話を理解できるようになった方は、少しづつお気に入りのドラマを見つけてみましょう。
『 Tatort 』など、種類の多いサスペンスもの
筆者が大好きなドラマは、ドイツ語圏では知らない人はおそらくいない『 Tatort 』。ファンの非常に多い、一話完結型のサスペンスドラマです。ジャンルはサスペンスになりますが90分でサクッと完結、しかもクオリティが高い。一作一作、本当にお金かかってますから!!!ドイツとオーストリアの公共放送の各放送局が持ち回りで製作しています。
筆者のお気に入りは、断然ミュンスターバージョン!

私の好みとは関係なく、少なくとも筆者が住んでいたドイツではドラマも小説もサスペンス(犯罪もの・警察もの)が大人気。ストーリーもわかりやすいものが多く、しかも放映される頻度も高いので、ドラマ視聴にチャレンジしてみたい方はぜひお気に入りのドラマを探してみましょう。
日本人が観ても面白くないかもしれないけど、ラブロマンス系
いわゆる「ロマンティックなシチュエーション」というのは国や地域によって定義が異なるのだと思いますが、ドイツ語圏で恋人やパートナーを探していらっしゃるという方は、ラブロマンス系のドラマで勉強されてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに筆者は『 Rote Rosen 』というソープオペラをほぼ毎日観ていました。タイトルからしてソープ感満載なのですが・・・調べてみると、まだ続いているみたいですね!
誰が観ているんだろう・・・と疑問を感じながらテレビを付けてたな

正直ドラマ自体は面白くないのですが、時事ネタ・最新の社会問題がドラマの中に適宜ブッこまれています。ドイツ人の家族観・恋愛観などプライベートな付き合いをしないとわからない一面が反映されていて、そういう意味では非常に興味深いドラマでした。女優さん・俳優さんの演技力や脚本は・・・いまいちです。
そのほか『 Sturm der Liebe 』『 Gute Zeiten , schlechte Zeiten 』などが代表作でしょうか。軽いものを楽しみたい方におすすめのジャンルです。
壮大な歴史ものとか、どうでしょう?
実在の人物を扱った、もしくは実際に起こった史実に着想を得た、壮大なドラマを観ることができたのは大きな収穫でした。
筆者が敬愛するローマ在住の文筆家・塩野七海女史の『 チェーザレ・ボルシア あるいは優雅なる冷酷 』の世界が映像化されたような『 Borgia 』( 邦題:『 ボルジア 欲望の系譜 』) は、ゴージャス・アンド・スキャンダラス。毎週の放映時間を楽しみにしていた記憶が・・・こちらはフランスとドイツの合作ドラマでした。
ローマ教皇は結婚できないのでは? まあ、小さいことは気にせず楽しみましょう!

そして、ドイツといえば第二次世界大戦前後の混迷の時代・戦後の東西ドイツに分裂していた時代ですね。旧東ドイツの秘密警察(シュタージ)と国家権力に翻弄される恋人たちを描いた大作『 Weissensee 』など、スケールの大きな作品を挙げるときりがありません。
Weisensee って、本当にベルリンの近くにある湖なんですよ

このようなジャンルでは、他の国や地域では製作できない唯一無二のコンテンツに出会えるかもしれません。
ドラマなどを視聴できるようになると、会話の参考になったりするので勉強もはかどります。
日本在住で夏の疲れが取れない方・秋に向かって気持ちが切り替わらない方、ドラマを観ながら勉強した気分になってはいかがでしょうか。
