ドイツ語 発音道場 ( 3 ) ~ 慣れるまで違和感しかない『 S / s 』+ 母音
多くのドイツ語未経験者が勉強をスタートさせると「え~!!」と驚くのが、ドイツ語の『 S / s 』は母音があとに続くと『 ザ・ジ・ズ・ゼ・ゾ 』と濁音になってしまうというルールです。
慣れるまでは違和感しかないこのルール、早めに理解してマスターしておいたほうが得策でしょう。
そこの君、笑ってる場合じゃないよ!
2010年当時、VHS の夜間コースに通っていた頃の先生が日本人向けの語学学校でもドイツ語を教えている先生でした。今思い返せば彼の持ちネタだったのだと思いますが「日本の自動車メーカーのSUZUKIってさ、ドイツ人がドイツ語の発音のルールに従って素直に読むとズツキになるから。日本語だと頭突き= der Kopfschlag なんだってwww」と話していたのを思い出しました。ま、どうでもいい話なんですけどね。
このようにドイツ語の『 S / s 』の後ろに母音が続くと『 ザ・ジ・ズ・ゼ・ゾ 』となります。
慣れるまでは、というか英語など他のヨーロッパ系言語が先に頭に入っている人の耳には違和感があるルールなのですが、だからと言って避けて通ることは不可能です。
例えば会話の中に登場する単語である die Situation (名詞)などは、初心者の方にとっては非常に聞き取りづらい難物でしょう。そのほか sympathisch ( 形容詞 ) ・die Suppe ( 名詞 )・sehen ( 動詞 ) などなど、挙げれば際限がありません。
最初は全く聞き取れなかったな、こういう単語・・・

スペルの先頭以外にも置かれる『 S / s 』+母音 の組み合わせ
今回ご紹介しているルールは、スペルの先頭だけに現れるわけではありません。単語のスペルの途中にもよく見られます。
例えば die Mensa( 名詞 ), quasi( 副詞 ), die Klausur( 名詞 ), beziehungsweise( 副詞 ), ebenso( 副詞 ) ・・・こちらも少し調べるだけでわんさか出てきます。
こちらは割とメジャーな単語ですよね

あなたはいくつ正しく発音することができますか?
英語でも単語が存在し、しかもドイツ語でも同じスペルの単語については、聞いた音とスペルが頭の中で一致しづらいという悩みをしばしば生徒さんから伺います。
聞き取った発音から辞書が引けるようになるには、発音の基礎というのは決定的に重要になってきます。ドイツ語の辞書の見出し語数が最も多く、見出し語以外にも登場する確率が非常に高い『 S / s 』+母音 に注目することは、筆者は個人的にとても大事だと思います。
ドイツを代表するグローバル企業・Siemens は、ドイツで生活していらっしゃる方はもちろん「ジーメンス」と発音しましょう!!
