『 Menschen A2.1 / A2.2 』(Hueber)

昨年、当ブログで紹介しました『 Menschen A1.1 / A1.2 』の続編、『 Menschen A2.1 / A2.2 』について紹介します。

ご興味のある方は過去記事『 Menschen A1.1 / A1.2 ( Hueber )』で初学者向け同シリーズを、A2の勉強で難儀されている方については過去記事『A2って、けっこう高い障壁だと思う』をぜひご参照ください。

なんとなくですが、Hueber の外国人向けドイツ語教科書って一番ポピュラーなイメージがあります

オラオラ全開の仕上がり・やっぱり初級の後半 A2 の教科書、これくらい分量がないとね

自分が現地で勉強していた頃はそんなに気にならなかったんですけど、特にこの『 Menschen A2.1 / A2.2 』は A1とのレベルの違いが目に付くな、と思うのです。とりわけ文字の分量が多い!!! 単純に1ページあたりの情報量が増えているわけなのですが、A1のユルユルな雰囲気が完全に喝破されています。文字数が増えると脳内で情報処理する量も増えるわ、1ページあたりの文字数も多いわ、慣れるまでは少し大変かもしれませんね。

情報量が多くて頭が痛くなる・・・かもしれません
(こちらはテーマも興味深い「一週間インターネットなしで生活してみました」ですって)

分量だけでなく、学習内容の難易度も確実に上がっています

『 Menschen A2.1 / A2.2 』は量も多いけれど、学習内容もかなりハードです。このレベルのドイツ語でおしゃべり・雑談ができれば「君、なかなかやるね」と褒められることも多いのですが、ということは A2 は新出単語や新しい文法などなど、ドイツ語の勉強を今後続けていくうえで必須となる学習項目が目白押しです。正直申し上げますと、このレベルで躓いてしまうと取り返しがつかない・先がない、これくらい大事なレベルなのです。

筆者の大好きな『 Tatort 』もしっかり紹介されています、みなさんエンタメも楽しんでくださいね!

教科書で扱われるテーマについても、A1 と比較すると少しづつ変化してきています。例えば「職業」「メディア」「文化・カルチャー」など、「こういうテーマでいろいろな人と雑談できると楽しいだろうな」と思わせてくれるテーマがポツポツと紛れてきます。

充実の練習問題とグループワーク

教材を収集して比較していると、「このワークブック、手を抜いているな」と気付くことも多いです。その点、Menschen シリーズは気合が入った作りなので安心です。各種試験の問題の傾向などきちんと分析されていますし、模擬問題としてそのまま応用できるものも多いと感じます。
おそらく質・量ともに他の教科書に比べて難しめの教科書なのですが、だからこそ本格的に試験の準備を始めたときに困ることが少ない、というのが筆者の感想です。

A1 の Menschen シリーズと異なり、全く優しくない教科書になっています。が、筆者は常々「 A2 に本腰を入れて勉強するなら、これくらい優しくないほうがいいな」と考えています。A2のレベルをガッツリ勉強したい方はもちろん、基礎に自信がないという理由で復習を検討されている方まで、学習内容濃いめ・分量多めの『 Menschen A2.1 / A2.2 』は、あなたの期待にしっかり応えてくれる仕上がりになっていますよ。

Menschen(Hueber)
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