『 Ratgeber 』でトレンドチェック
ドイツ語で「Ratgeber」という単語は「助言者・アドバイザー・相談相手」などの意味がありますが、ドイツ語圏のメディアの世界では「ライフハックのための情報コンテンツ」「生活に役立つ情報の総称」という意味合いが強く、テレビ番組のジャンルの1つである「Magazinsendung」に分類されています。
ARD で放送されていた『 Ratgeber 』という番組自体は、2014年8月の放送を最後に終了しています。が、『 Ratgeber 』的な番組は残っていますので、今回はそのようなコンテンツの紹介だとお考えください。
新聞のニュースを読んだり、以前当ブログでも紹介した『 Tagesschau 』を毎日チェックするのは難易度が高いと思われる方、ニュースをチェックするのはめんどくさいけどドイツ語圏の時事問題やトレンドを追いたい方、ぜひ視聴してみてください。
※ 『 Ratgeber 』は Ratgeber × NDR で YouTube内で検索をかけていただきますと、最も確実に様々な種類のコンテンツを楽しめるようです。
短い時間でサクッとチェックできるボリューム
今回ご紹介する『 Ratgeber 』は、特別プログラムでなければ所要時間15分ほどで様々な時事テーマやトレンド・社会問題に触れることができる素晴らしいコンテンツです。様々なボリュームのコンテンツがアップされていますが、人間の集中力はそんなに長く続きません。最初は短い動画を選んで集中して視聴するのがベストでしょう。テレビのニュースと同じく視聴時に映像の情報がありますので、当ブログの読者各位がどのようなテーマに興味があるのかにもよりますが、ニュースよりは楽しめるのではないのかな、と。
まずは YouTube でこのチャンネルを探してみよう!

扱うテーマは思ったよりも広い? まずは季節感のあるテーマを楽しんでみても。
冒頭で、今回紹介する『 Ratgeber 』は「Magazinsendung」というジャンルに分類されると書きましたが、バラエティに富んだテーマを扱っています。主なものだけでも、健康・製品やサービスの比較テスト・旅行・マネー・社会問題・法律・車 etc、キワモノですとどのようにして男性が女性と知り合って恋愛関係に持ち込むのかを具体的に解説したものなど、テーマは多岐にわたります。
たいていは司会者やリポーターが番組を進行し、番組内で取り扱うテーマの専門家がゲストとして登場して解説をするスタイルになっています。
あなたが興味のあるテーマは何でしょう?

筆者が実際に現地で視聴したことがあるものですと、夏休みの旅行先で車をレンタルする際に契約時に気を付けるべきポイント(弁護士が契約書の内容について解説)を扱ったものや、クリスマス用食料品の品質テストするものなどがありました。生活に密着した内容かつ季節感のあるテーマは、視聴した情報が実生活にダイレクトに役立つのでおすすめです。
また最先端の社会問題についてもコンテンツの特性上番組に反映しやすいため、簡単に社会のトレンドをチェックできます。例えば最近流行している激安オンラインショッピングサイトについての注意喚起やサプリメント過剰摂取の是非、はたまた食料品のステルス値上げなど、日本でも話題になっているテーマについて扱うことも多いです。ドイツ語の中・上級者は定期的にチェックして、語彙力の向上に役立てていきましょう!
現地の社会問題をキャッチアップ~ステルス値上げについて

近年は YouTube ならではの新たな試みも
『 Ratgeber 』は1971年の初回放送から40年以上放送されてきたドイツ語圏のレジェンド番組の1つです。ですので「 Ratgeber といえば、あんな内容だよね 」というように、誰もが知っている確立されたブランドにもなっています。
近年は YouTube の『 Ratgeber 』チャンネルで、各界の識者がリアルタイムで番組に参加する生放送スタイル( LIVE-TALK ) を視聴者に提案するなど、知名度に胡坐をかかないチャレンジ精神にあふれる番組作りにも取り組んでいるようです。
類似の番組はドイツ語圏の公共放送局で数多く制作されていますが、「ドキュメンタリー映画かよっ!」というくらい長い作りになっていて内容も重めのものが多いです。
気軽にハック系番組に触れたい場合やドイツ語圏の社会トレンドを知りたい場合には、『 Ratgeber 』をぜひお試しください。新しい発見があるかもしれませんね。
